SmartSnap(スマートスナップ)機能¶
SmartSnap 機能は、エッジとエッジ要素の端点/中間点、面と面の中心点、穴のエッジと中心点、頂点を自動認識する機能です。
アイテムのドラッグ&ドロップ、オブジェクトの移動、形状の変更などの際に、目的点として使用します。
カタログからアイテムをスナップポイント上にドロップすると、アイテムのアンカー(基準ポイント)がスナップポイントに合わせて配置されます。
面、面の中心点¶
アイテムをドラッグしたまま既存パーツの面上にカーソルを移動すると、面が緑色にハイライトします。
面の中心点は、緑色のポイントとしてハイライトします。その状態でアイテムをドロップすると、面の中心点上にアンカー基準でアイテムが配置されます。
エッジ、エッジの中間点¶
アイテムをドラッグしてエッジの中間点にカーソルを移動すると、エッジが緑色のラインに、中間点が緑色の点でハイライト表示されます。
線分がハイライトしている状態でドロップすると、エッジ上の選択した位置にアイテムが配置されます。
円柱、円穴エッジ、中心点¶
アイテムをドラッグして穴のエッジ上にカーソルを移動するとエッジ円が緑色にハイライトされます。
正確な図形情報として円を基本形状に持つ穴の場合、エッジ上の 2 箇所(2021 以降は 4 箇所)の基準点が緑色の点でハイライトされます。
穴の中心にカーソルを移動させると、穴中心が緑色の点でハイライトされます。円上または点上にアイテムをドロップして配置します。
円穴の中心点がマウスカーソルで捉えにくい場合は、[Shift]キー を押しながら円穴のエッジ上にアイテムをドロップすることで、円穴の中心点に配置することができます。
角のスナップ点にアイテムをドロップすると、意図したのと異なる面に対して垂直に立ってしまう場合があります。その場合、ドロップ先のアイテムをマウスで旋回して、垂直に配置したい面をできるだけ正面に向けてからドロップします。
アンカーについて¶
アンカーは、IntelliShape、パーツ/アセンブリの状態ごとにフィーチャが持つ基準点です。フィーチャ選択時に押しピンの形で表示されます。座標位置情報基準点などの非常に重要な役割を持ちます。
アンカーの TriBall 有効化アイコンの表示について¶
IRONCAD2019 より、アンカーに直接 TriBall が起動できる TriBall 有効化アイコンが表示されるようになりました。
アンカーの横に表示されている TriBall のアイコンをマウス左ボタンでクリックすると、直接TriBallが起動します。
TriBall 有効化アイコンを表示させたくない場合は、[オプション] → [インタラクション] → [TriBall の操作] の[選択中のオブジェクトに TriBall 有効化アイコンを表示する]のチェックを外してください。