シャフトキー¶
[ シャフトキー ] メニューで、シャフトパーツにシャフトキーを作成できます。このダイアログボックスは、[ シャフトキー ] メニューをシーンにドロップするたび、または編集するたびに表示されます。
シャフトキーは円筒形のパーツにも配置できます。円のエッジまたは面にカタログメニューをドロップすると、シャフトキーがシャフト直径を読み取ります。
コンポーネント¶
[ 規格 ] のプルダウンメニューから、シャフトキーの規格を変更できます。
パラメーター¶
- [ 単位 ] - 測定単位を選択できます。
- [ 規格 ] - 規格を選択できます。
- [ 溝加工モード ] - 溝加工モードを[ 溝加工して配置 ] 、[ 溝加工せず配置 ] 、[ 溝加工のみ ] ( この場合、シャフトキーは配置されません ) から選択できます。溝加工を有効にすると、[ 溝 ] メニューで作成した面取りのエッジにも溝を加工することができます。
- [ 材料 ] - コンポーネントに関する材料を選択できます。
- [ シャフト直径 ] - このコンボボックスには、選択した規格に関するすべてのデータが含まれています。コンポーネントを円形のエッジにドラッグすると ( 例えば、シャフトキーをシャフトにドラッグした場合 ) 、シャフトキーはシャフト直径を読み取ります。
- その他各コンポーネント固有のフィールド
BOM 情報¶
ダイアログ下部のセクションには、コンポーネントに関する情報を設定する項目があります。
セクションは [ BOM 情報 ] と [ カスタムプロパティ ] の 2 つに分かれています。
詳細は、BOM 情報 をご参照ください。
シャフトキーのデータ構造¶
規格フォルダー ( ..\Norme\ShaftKeys ) に、コンポーネントのプロパティやパラメータを含んだデータファイルがあります。 コンポーネントに関する主なファイルは次の通りです。
- ShaftKey.ini
- 平行キー(両丸形).dat
すべての番号つきのセクションは UI のコンポーネントのアイコンに関連しています。すべてのデータには次のフィールドが含まれています。
- Name - メニューに表示されるコンポーネント名
- FileTable - コンポーネントの構築に役立つデータ値を含むファイル
- TypeKey - シャフトキーの種類
- Description - 標準規格の説明
- CodeConf - コードの設定
- Descr - 説明の設定
- MaterialFile - この種のコンポーネントで使用可能な材料を含むデータファイル
例えば、以下は ShaftKey.ini の構造です。
#
# Name |FileTable | TypeKey | Description | CodeConf | Descr | Material
#
平行キー(両丸形) | 平行キー(両丸形).dat | 0 | Parallel Key Low Type | <b>x<h>x<l><T> | KK<b>x<h>x<l> | Steel.dat
平行キー(両角形) | 平行キー(両角形).dat | 1 | Parallel Key Hight Type | <b>x<h>x<l><T> | KR<b>x<h>x<l> | Steel.dat
こう配キー | こう配キー.dat | 2 | Taper key with gib head | <b>x<h>x<l><T> | KR<b>x<h>x<l> | Steel.dat
半月キー(丸底) | 半月キー(丸底).dat | 3 | Woodruff key | <b>x<h>x<l><T> | KR<b>x<h>x<l> | Steel.dat
材料データファイルには、コンポーネントで利用可能なすべての材料が含まれています。すべての材料ファイルは、規格フォルダーに格納されています。
平行キー(両丸形).dat ファイルには、シャフトキーの規格に関するデータが含まれています。ファイルの構造は見ての通りです。
#
# DMin DMax b h l t1 t2
6 | 8 | 2 | 2 | 6 | 1.2 | 1
8 | 10 | 3 | 3 | 6 | 1.8 | 1.4
10 | 12 | 4 | 4 | 8 | 2.5 | 1.8
12 | 17 | 5 | 5 | 10 | 3 | 2.3
17 | 22 | 6 | 6 | 14 | 3.5 | 2.8
20 | 25 | 7 | 7 | 16 | 4 | 3.3
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