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A-2)解析ウィンドウの表示

解析タイプ を選択して OK ボタンをクリックすると、解析ウィンドウ が表示されます。

A-2(1)

解析ウィンドウには、上から順に 4 つのエリアがあります。

1)タイトルバー

キャプションバーとも呼ばれて、ウィンドウの名前を示します。

2)解析ツリー

解析ツリーにより、解析情報の階層ビューを視覚的に表示して、ツリー構造をコントロールすることが出来ます。 各ツリー(負荷項目、拘束項目など)は、リスト内に複数のツリー項目を持つことができます。 解析ツリーには、現在のシミュレーションの設定サマリーが表示されます。ツリー項目の二重の疑問符(??)は、使用されていない解析設定ダイアログ(以下で定義)を示しています。 ほとんどの解析の設定では、上から開始して下へ作業を進めると効果的です。 多くの解析ツリーの項目には、右クリックメニューが関連付けられています。 解析ツリー項目(ツリーの一番上にある解析と名前がついている項目)には、シミュレーション全体のコピー、変更、削除に使用できる右クリックメニューがあります。 多くのツリー項目(材料項目、パーツ項目、拘束項目、負荷項目、メッシュ項目)には、ツリー項目を移動するためのドラッグアンドドロップ機能があります。

ドラッグアンドドロップの基本的な操作手順は次のとおりです。

  • 手順 [1]

マウスカーソルをツリー項目に移動します。

  • 手順 [2]

マウスまたの左ボタンを押したままにして、ツリー項目をドラッグします。

  • 手順 [3]

ツリー項目をドラッグした状態で、マウスカーソルを目的の場所に移動します。

  • 手順 [4]

左ボタンを放してツリー項目をドロップします。

3)解析設定ダイアログ

一番上のシェーディングされている(グレイになっている)バーは、解析設定ダイアログのタイトルを示します。 この例では、 解析 と表示されています。 対応するツリー項目を選択すると、各ダイアログがアクティブになり、表示されます。 各解析ツリー項目のテキストには、対応する解析設定ダイアログの重要な情報が表示されます。 以下の図を例にとると、解析ツリー項目のテキスト表示の凡例(図で選択したツリー項目)の単語の意味は次のとおりです。

解析タイプ- 線形静解析/非線形解析

モデルが 3D でない場合、解析タイプの選択 ダイアログで選択している次元を対応している -2D 平面ひずみ または -2D 平面応力、 または -2D 軸対称 が解析タイプの直後(右側)に追加されます。

MS - マルチステップ(静解析/定常解析 でのみ表示可能) LD - 大変形 s , t , e , f について s: 応力、t: 熱伝導、e: 電気、f: 流体 L- 最小二乗熱オプション(熱流体) (熱伝導と流体の両方がチェックされている場合のみ有効)

解析設定情報が変更された場合、適用ボタン(緑のレ点)と キャンセルボタン(赤いペケ)が 自動解析ボタンの横に表示されます。 これらのボタンは、編集した変更を確認またはキャンセルするために表示されています。

たとえば、上記の解析ページで 大変形チェックボックスを有効にすると、適用ボタン とキャンセルボタンが次のようにダイアログに表示されます。

A-2(2)

アクティブなシミュレーションの解析を実行するには、自動解析 ボタンを選択します。

同期ボタンは、IRONCAD でパーツが追加または削除されたときに有効になり、IRONCAD と MPIC 間のデータ同期を実行するために選択されます。

4)Simタブ

クリックすると、解析のシミュレーションを切り替えることができます。

Note

ツリー項目とそれに対応する解析設定ダイアログは、ページとして名前が付けられるように結合されています。 たとえば、このヘルプドキュメントでは、上記の 解析ツリー項目と 解析タイプの選択 ダイアログを解析 ページと呼びます。