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E-14）流体：流出入

この条件を使用して、流入/流出流体の境界条件を設定します。 このページは、拘束 ページで 流出入 ボタンをクリックし、拘束 ツリーの 流入 項目または 流出 項目をクリックしてアクティブにした場合に追加されます。 このオプションは、解析 ページで 流体 を選択しているのみ使用できます。

項目テキストの凡例

[ 　]はオプションを示し、　[ ]内の | はまたはを示し、　{　}は数値を示します。 フォーマット:[D] [?0] [流入/流出] V={速度の大きさ}速度の単位 P={圧力の大きさ}圧力の単位

ここで、文字列 D は、この項目が右クリックによって無効にされた場合に表示されます。 文字列 ?0 は、流出/流入ページがまだ設定されていないことを示します。

圧力の大きさは、圧力編集ボックス（下記参照）のパラメータによって決まります。 圧力の単位 は、圧力領域の単位から取得されます。 p = … は、圧力が 0 以外の場合にのみ表示されます。

速度の大きさは、速度編集ボックス（下記参照）のパラメータによって決まります。 速度の単位は、速度領域の単位から取得されます。 v = … は、速度の大きさが0以外の場合にのみ表示されます。

E-14(1)

流入/流出ラジオボタン

流入または流出状態が指定されていることを確認します。（流入がデフォルトです。） 流入/流出境界条件は、モデルサイズの制約または計算の高速化のために、流れモデルの境界が短縮または切り捨てられる一方で、境界のない領域の流れをシミュレートする高度なコントロールです。 3D のサーフェスまたは 2D のエッジに適用する場合、遠方場の圧力と速度をオプションで指定できます。 ほとんどの場合、無限遠での遠距離場の圧力と速度は、運動エネルギーのバランスに基づいて指定された境界上の平均圧力/速度になります。 特定の圧力または速度パターンが必要な場合は、この遠方フィールドの流入/流出設定とともに、境界上の条件を直接指定できます。

この遠方場のアルゴリズムは、 S.Dong,G.E.Karniadakis,C.Chryssostomidis,Journal of Computational Physics,pp.83-105,261-,2014- 「A robust and accurate outflow boundary condition for noncompressive flow simulation on severely-truncated unbounded domains」に基づいています。

圧力

使用-圧力
  • 使用チェックボックス

使用 ボックスのチェックマークは、圧力の大きさが拘束されていることを示します。 圧力は境界のない遠距離場領域に存在します。 指定しない場合のデフォルトは 0 です。

  • 圧力編集ボックス

圧力の大きさを入力します。 圧力単位はモデルページの単位系から派生し、圧力編集ボックスの右側に表示されます。

速度

使用-速度
  • 使用チェックボックス

使用ボックスのチェックマークは、圧力の大きさが拘束されていることを示します。 速度は境界のない遠方場領域に存在する。

  • 速度編集ボックス

速度の大きさが入力されます。 速度単位はモデルページの単位系から派生し、速度編集ボックスの右側に表示されます。

対象ボックス

対象ボックスに、この境界条件に関連付けられた対象のリストが表示されます。 モデルウィンドウをクリックすると、選択が変更されます。 IRONCAD 選択タイプのプルダウンを使用して、クリックして選択できる項目のタイプ（面、エッジ、パーツ）を選択することもできます。 拘束条件を与えたい対象をクリックすると、ハイライト表示され、対象 リストに表示されます。

Note

対象リストで対象を左クリックできます。 これにより、その対象だけがハイライト表示され、対象を削除するオプションが表示されます。 対象選択の詳細は、このリファレンスマニュアルの最後にある「J）選択のヒント」をご確認ください。 ※このリンク先から再びこのページへ戻りたいときは、本画面の左上にある「戻る」ボタンをクリックしてください。

時間特性ボタン

時間特性 ボタンをクリックすると、時間特性 ページがアクティブになり、ポップアップ表示されます。（F10 を参照）

時間係数ボックス

時間係数ボックスは、時間特性ページで設定される時間依存グラフです。

右クリックメニュー

拘束のツリー項目 ([固定と回転]など) を右クリックすると、次のオプションを含むコンテキストメニューがアクティブになります。

E-14(2)

  • 有効/無効

これにより、”拘束” ツリー項目を一時的に無効にして、次の解析で使用しないようにできます。

  • 優先順位を上げる

これにより、拘束のツリー項目を下に移動できます。 競合する拘束ツリー項目が同じ節点に適用される場合、ツリーの一番下の拘束ツリー項目が使用されます。 たとえば、共通のエッジを共有する2つの面に異なる温度が割り当てられている場合、共通のエッジ上の節点には、ツリーの下位の拘束ツリー項目に対応する温度が割り当てられます。

  • コピー

同じ内容の新しい拘束のツリー項目が、拘束ツリーの下にコピーされます。

  • 削除

これにより、境界条件を削除できます。

ドラッグアンドドロップ

流入/流出 ツリー項目（およびその他の拘束ツリー項目）は、拘束のツリー項目内の任意の位置にドラッグアンドドロップできます。