D-1)材料編集(線形)
このページを表示するには、非線形/異方性がオフになっている材料ページの材料の編集 ボタンをクリックします。 これにより、すべての物理タイプに対して一定の材料特性を設定できます。 名前と単位がグレーアウトされている場合、材料ページの材料物理タイプにはこれらの量は含まれません。 また、この材料で有効な材料物理タイプも表示されます。 有効な材料物理タイプは、材料ページで設定できます。
キャンセルの代わりに OK を使用してこのダイアログボックスを終了したとしても、材料は編集されたものと見なされ、ライブラリの値と一致しない場合があります。
名前
この名前は、この材料に関連付けられた項目の解析ツリーに表示されます。 最初は、AFEMaterialライブラリから選択した材料と名前が一致します。
単位系
表示されるすべての材料データは、現在の単位系で表示されます。 別の単位を変更するには、モデルページの単位設定ボタンをクリックしてください。
応力材料特性
基本的なプロパティは、ヤング率、ポアソン比、密度です。 質量密度は、慣性効果が含まれる場合にのみ使用されます。(動解析タイプまたは加速度/遠心力の場合に使用されます。)
熱材料特性
熱伝導率、比熱、線膨張係数、密度は、熱伝導が有効な場合に使用されます。
電気材料特性
解析ページで電気と電導の物理タイプが有効になっている場合は、導電率が使用できます。 解析ページで電気と誘電の物理タイプが有効になっている場合は、誘電率が使用できます。 ジュール過熱から熱エネルギーの変換係数は、電気と熱伝導の両方が有効で、電流密度が0以外の場合に有効になります。
剛性減衰係数および質量減衰係数(デフォルトは 0 )
これらのオプションは、解析上級ユーザー向けです。 これは、減衰マトリックスの計算のために質量マトリックスに適用される減衰係数です。 このヒステリシス減衰係数は、減衰係数からのレイリー減衰マトリックス構成式を用いて求めることができます。 レイリー減衰マトリックスCは次式になります。
M:FE質量マトリックス
K:剛性マトリックス
質量減衰係数 a0 は次式より計算されます。
ξ:試験による減衰係数
ω:振動試験の周波数
詳細については、「Structural Dynamics,An Introduction to Computer Methods」、R.R.Craig,Jr.などの一般的な参考文献を参照してください。
疲労データ入力
疲労解析が必要な場合は、データが必要です。