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I)解析ツリーの右クリックメニュー

FEA ツリーのリーフの多くには、右クリックメニューが関連付けられています。

解析ツリーの解析項目の右クリックメニューには、MPIC のバージョンが確認することができる解析について、モデル設定、ツリーをすべて折りたたむ、またはツリーをすべて展開、現在の Sim を削除するオプション、現在の Sim の解析タイプをコピーするオプションがあります。

材料ツリーの右メニューには、材料ツリー項目を有効または無効にするオプションがあります。 ボディツリー項目の右クリックメニューには、このボディ項目を有効/無効にするオプションと、このボディ項目を表示/非表示するオプションがあります。

BC(拘束および負荷)ツリーの右メニューには、境界条件(BC)記号の表示を切り替えるオプションが含まれています。 拘束条件の右クリックメニューには、この拘束条件項目を有効/無効にするオプション、この拘束条件項目の優先順位を上げるオプション、およびこの拘束条件項目を削除/コピーするオプションがあります。

負荷条件の右クリックメニューには、この負荷項目を有効/無効にするオプションと、この負荷項目を削除/コピーするオプションがあります。

メッシュ項目の右メニューには、このメッシュ項目を有効/無効にするオプションと、このメッシュ項目を削除するオプションがあります。

A)解析項目の右クリックメニュー

I(1)

  • 1)解析について...

解析についてダイアログに、Mulitphysics FEA モジュールのバージョンとビルド番号が表示されます。 また、ライセンス情報が表示されます。

  • 2)モデル設定...

モデル設定ダイアログボックスを表示するには、解析右クリックメニューからモデル設定を選択します。セッション間で保存できるモデルのデフォルトを指定するために使用します。

  • 3)ツリーをすべて折りたたむ

これにより、上位レベルの項目を除く、ツリー内に格納されたツリー項目がすべて閉じられます。

  • 4)ツリーをすべて展開

これにより、ツリー内の格納されたツリー項目がすべて展開されます。

  • 5)解析を変更...

これを使用して、現在のシミュレーションの解析タイプを変更できます。 解析タイプの選択 ダイアログボックスが表示されます。 複雑な複数パーツの静解析を行う時に、すべてのパーツが正しく接着または結合されていることを確認するには、解析タイプを 過渡応答解析 に変更し、加速度 を使用して解析を実行すると便利です。

次の手順を実行できます。

解析タイプ を 線形静解析/非線形買いs気 から 過渡応答解析 に変更します。 加速度 を追加し、解析を実行します。(自動解析) 加速度 によってモデルから「脱落」するパーツは、正しく接着または結合されていません。 「脱落」するパーツの接続の問題を修正し、手順 2-4 を繰り返します。 すべてのパーツが正しく接着または結合されたら、加速度を除去し(シミュレーションに必要でない場合に限り)、解析タイプを 線形静解析/非線形解析 に戻します。

  • 6)Sim をコピー...

これを使用して、現在のシミュレーション(Sim)をコピーし、解析タイプを変更できます。 解析タイプの選択 ダイアログボックスが表示されます。 シミュレーションをコピーすると、すべての材料情報も一緒にコピーされます。

  • 7)Sim を削除

このオプションは、現在のシミュレーション(Sim)を削除するために使用します。 Sim を削除した後は、復元できません。 このボタンをクリックすると、シミュレーションを実際に削除するかどうかを確認するダイアログが表示されます。

B)材料ツリー項目の右クリックメニュー

I(2)

  • 1)有効/無効

材料ツリー項目の有効/無効の状態は、このメニューで切り替えることができます。 材料ツリー項目が無効になっている場合、この材料に関連付けられているボディはシミュレーションに含まれません。 材料ツリー項目が無効になっている場合、リーフのタイトルは D で始まります。

C)ボディツリー項目の右クリックメニュー

I(3)

  • 1)有効/無効

ボディツリー項目の有効/無効状態は、このメニューで切り替えることができます。 ボディツリー項目を無効にすると、メッシュ生成はされず、シミュレーションに含まれません。 ボディツリー項目が無効になっている場合、リーフのタイトルは D で始まります。 このボディツリー項目の表示/非表示状態は、このメニューで切り替えることができます。 ボディツリー項目が非表示の場合

Note

[モデル] ページの「表示のみ使用可能」オプションを使用すると、表示に基づいてすべてのボディ/部品を有効または無効にできます。

D)拘束条件の右クリックメニュー

I(4)

  • 1)拘束シンボル表示/非表示

[拘束] ページでグループ化されたすべての拘束条件の BC シンボルの表示/非表示が切り替わります。

E)拘束条件ツリー項目の右クリックメニュー

I(5)

  • 1)有効/無効

拘束条件の有効/無効の状態は、このメニューで切り替えることができます。 拘束条件が無効の場合、シミュレーションには含まれません。 拘束条件ツリー項目が無効になっている場合、ツリー項目のタイトルは D で始まります。

  • 2)優先順位を上げる

これにより、拘束条件がツリー上での下に移動し、拘束条件の競合が発生した場合は基本的に優先順位が高くなります。 拘束条件に矛盾が生じた場合、ツリー上で最も下にある拘束条件が優先されます。 たとえば、ツリーで上にある拘束条件がサーフェスの温度を125度に拘束し、次の拘束条件が接続されたサーフェスの温度を 45 度に拘束した場合、選択した両方のサーフェスで共有される共通のエッジにはツリー上でより下にある拘束が使用され、温度は 45 度に拘束されます。

  • 3)コピー

同じ内容の新しい [拘束] ツリー項目が、現在のツリー項目の下にコピーされます。

  • 4)削除

このオプションを使用して、拘束条件を削除できます。 削除した拘束条件は復元できません。 拘束条件を一時的に無効にし、後で解析するために復元する場合は、[無効] を使用します。

F)負荷条件項目(負荷ツリーの一番上位の負荷と記載されている項目)の右クリックメニュー

I(6)

[負荷条件]ページでグループ化されたすべての負荷条件の境界条件(BC)シンボルが表示/非表示に切り替わります。

G)負荷条件ツリー項目(負荷ツリーに格納されている荷重/圧力などの項目)の右クリックメニュー

I(7)

  • 1)有効/無効

負荷条件ツリー項目の有効/無効状態は、このメニューで切り替えることができます。 負荷条件ツリー項目が無効の場合、シミュレーションには含まれません。 負荷条件ツリー項目が無効になっている場合、ツリー項目のタイトルはDで始まります。

  • 2)コピー

同じ内容の新しい [負荷] ツリー項目が、現在のツリー項目の下にコピーされます。

  • 3)削除

このオプションを使用して、負荷条件を削除できます。 いったん削除すると、負荷条件はリカバリーできません。 負荷条件を一時的に無効にし、後で解析するために復元する場合は、[無効] を使用します。

H)メッシュツリー項目の右クリックメニュー

I(8)

  • 1)有効/無効

メッシュツリー項目の有効/無効の状態は、このメニューで切り替えることができます。 メッシュツリー項目を無効にすると、シミュレーションに含まれません。 メッシュツリー項目が無効になっている場合、リーフのタイトルは D で始まります。

  • 2)削除

このオプションを使用して、メッシュツリー項目を削除できます。 削除したメッシュツリー項目は復元できません。 メッシュツリー項目を一時的に無効にし、後で解析するために復元する場合は、[無効] を使用します。