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A-3)解析ページ

項目テキストの凡例

項目テキストの凡例については前のリンクを参照してください。

右クリックメニュー

解析 ツリー項目(一番上にあるツリー項目)を右クリックすると、ツリーとシミュレーションに対して操作を実行できます。

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  • 1)解析について

解析について,, ダイアログには、MPIC モジュールのバージョンとビルド番号が表示されます。 また、ライセンス情報が表示されています。MPIC ライセンスをアップグレードのご要望がありましたら、クリエイティブマシンの担当営業までご連絡ください。

  • 2)モデル設定

モデル設定 ダイアログボックスを表示するには、解析 右クリックメニューの モデル設定,, を選択します。 セッション間で保存できるモデルデフォルト設定を指定するために使用します。

  • 3)ツリーをすべて折りたたむ

これにより、ツリーの一番上の項目を除く格納されているすべての項目が閉じます。

  • 4)ツリーをすべて展開

これにより、ツリー内の格納されている項目がすべて展開されます。

  • 5)解析を変更

これを使用して、現在のシミュレーションの解析タイプを変更できます。 解析タイプの選択 ダイアログボックスが表示されます。 複雑な複数パーツの静解析ですべてのパーツが正しく結合または接着されていることを確認するには、 解析タイプ を 過渡応答解析 に変更し、加速度 を使用して解析を実行すると便利です。 次の手順で実行できます。

解析タイプ を 線形静解析/非線形解析 から 過渡応答解析 に変更します。 加速度 を追加して解析を実行します。(自動解析 ボタンを押す。) 加速度によってモデルから脱落したパーツは、結合または接着が正しく行われません。 脱落したパーツの接続の問題を修正し、手順2)から4)を繰り返します。 すべてのパーツが正しく結合または接着できたら、加速度 を削除し、解析タイプ を 線形静解析/非線形解析 に変更します。 (シミュレーションに加速度が必要でない場合のみ削除してください。加速度が必要であれば削除する必要はありません。また、動解析をシミュレーションする場合では 線形静解析/非線形解析 に変更する必要はありません。)

  • 6)Sim をコピー

これを使用して、現在のSimをコピーし、 解析タイプ を変更できます。 解析タイプの選択 ダイアログボックスが表示されます。 Simをコピーすると、すべての重要な情報が一緒にコピーされます。

  • 7)Sim を削除

このオプションは、現在の Sim を削除するために使用します。 Sim を削除した後は、復元できません。 このボタンをクリックすると、シミュレーションを実際に削除するかどうかを確認するダイアログが表示されます。

解析設定ダイアログボックス

解析 ページでは、解析で使用する 物理タイプ を設定できます。

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物理タイプ

物理タイプ では、このシミュレーションに対して必要な 物理タイプ を選択します。 シミュレーションで使用される各 物理タイプ を選択している有効な 材料 が少なくとも1つ必要です。 すべての 材料 がすべての 物理タイプ を選択する必要はありません。 たとえば、ジュール発熱を使用する場合、発熱要素を表す材料のみが 電気 と 熱伝導 の 物理タイプ を選択する必要があります。 通常、解析に含まれる物理タイプの各タイプには、解析のための物性値の数値が必要です。 最小二乗熱オプション(熱流体)チェックボックスは、 熱伝導 と 流体 の両方を選択した場合にのみ有効になります。

マルチステップ

静解析/定常解析 では、マルチステップ 機能を使用できます。 このオプションを選択すると、変位と荷重を 仮想時間 に依存してゆっくりと適用できるように 仮装時間が使用されます。 非線形静的問題に対しては、マルチステップ をオンにする必要があります。 マルチステップ をオンにする必要がある解析は接触解析、輻射解析、および非線形材料特性を使用した解析などがあります。

大変形

大変形 チェックボックスをオンにすると、 解析の拡張オプション ダイアログボックスの 大変形計算手法 エントリが有効になります。(以下を参照)

時間ステップ

すべての解析で、解析を制御する時間刻み幅(インクリメント)、解析開始時間、終了時間を指定します。 静解析/定常解析 では、これらの時間制御は、特定の境界条件または荷重がどのように適用されるかを制御するために使用されるという意味で、擬似時間ステップです。 過渡応答解析 の場合、時間制御は解析を制御する実際の解析開始/停止/インクリメント時間である必要があります。(実時間を入力する必要があります。) デフォルトでは、解析は 線形静解析/非線形解析 であると見なされ、最初に既定値が入力されています。

開始時間 / 終了時間

ここで解析の開始時刻と終了時刻を指定します。 再開始解析では、開始時刻は再開始ファイルから取得され、開始時刻コントロールは再開始ファイルで指定された値に自動的に変更されます。 周波数応答解析 の場合、開始、終了、インクリメント は ラジアン/秒 単位で入力します。

インクリメント設定(ステップごとのインクリメントの大きさ)

インクリメント設定 で初期設定のインクリメントに対してさらに詳細な設定ができます。 解析を開始すると、 解析 ページで設定した インクリメント が初期ステップサイズとして使用されます。 初期設定の時間の後に追加のステップサイズを設定するには、インクリメント設定 ボタンをクリックして、以下のように 区分線形データの設定 ダイアログをアクティブにし、その場で追加のインクリメントサブ間隔を追加します。

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オプションボタン

解析の拡張オプション ダイアログボックスをアクティブにします。(解析の拡張オプション のリンクを参照)