配置拘束¶
パーツ/アセンブリに整列タイプの拘束を適用します。
メカニズムモードで動作を検証する前などに行います。
のマークは、プロパティブラウザ もしくは コマンドブラウザ で行う設定です。
[ツール]タブ → [配置拘束] を選択します。
[拘束] のコマンドブラウザが表示されます。
拘束を選択する¶
[標準的な拘束] または [高度な拘束] を選択します。
[拘束の種類] のプルダウンメニュー から選択します。
各拘束の種類と内容は以下の通りです。
標準的な拘束¶
整列 面と面を整列させる拘束を作成します。（オプションの「アラインの切り替え（指定なし、アライン、逆アライン）」を使って整列方向を変更します）
合致 面と面を合わせる拘束を作成します。（オプションの「アラインの切り替え（指定なし、アライン、逆アライン）」を使って整列方向を変更します）
同点 点/面/エッジの点と別のオブジェクトの点を同点とする拘束を作成します。
同心 円形オブジェクト（エッジ/面で選択）の中心を同じとする拘束を作成します。
平行 エッジ/面同士を平行にする拘束を作成します。
垂直 エッジ/面同士を垂直にする拘束を作成します。
接線 選択したサーフェス上の点同士を接線でつなぐ拘束を作成します。
距離 選択したオブジェクト同士を現在の距離でロックする拘束を作成します。
角度 選択したオブジェクト同士を現在の角度でロックする拘束を作成します。
ロック 選択したオブジェクト同士を現在の位置関係でロックする拘束を作成します。
フォロワー/カム 点またはサーフェスから押し出し形状のスイープ側面に接線拘束を作成します。 ピンなどのフォロワー部品をカム形状の表面に沿って動かす場合に使用できます。
高度な拘束¶
対称 2つの異なるパーツの面を他の任意の面に対して、対称配置する拘束を作成します。
幅 あるパーツを他の2つのパーツの選択面の中間位置に配置する拘束を作成します。
ピン/スロット ピンが切り欠き長穴内を動く拘束を作成します。
パス パーツをエッジや 3D曲線に沿う位置でロックする拘束を作成します。
歯車 2024新機能
2つのギアを配置し、回転を表現することができます。
拘束を設定する¶
[ソースエンティティ] に1 つ目（駆動する側）のオブジェクトを選択します。
[ターゲットエンティティ] に2 つ目のオブジェクトを選択します。
マウスカーソルをクリックします。。 左クリック：OK, 右クリック：キャンセル
拘束の取り消しは、マウスの右クリックまたは [esc]キーをクリックすると拘束が取り消されます。
プロパティブラウザ左上の [✓] をクリックすると、実際に拘束が作成されます。
作成された拘束に青い矢印の表示されているオブジェクトが、駆動する側です。
駆動する側を切り替える場合は、拘束を右クリック → [駆動するオブジェクトを切り替え] を選択します。
選択したオブジェクトに合わせて、プルダウンメニューに表示される項目が増減します。
整列/逆に整列¶
整列/合致/平行/距離/対称拘束など、拘束の種類によって、方向を変更したい場合に
[整列] / [逆に整列] を選択します。
同点（整列）拘束の例：
逆整列を選択した場合:
整列を選択した場合:
